計測震度計

震度は、地震の揺れを数字で表すものです。日本では気象庁が1949年に
決めた0(無感),1(微震),2(軽震),3(弱震),4(中震),5
(強震),6(烈震),7(激震)の震度階がこれまで使われており、地
震時の体感や建物などの状況を示した震度階の説明と参考事項をもとに
、気象台や測候所の担当官が震度を決めていました。多くの地点では客
観的な震度を迅速に決めるために、気象庁では1996年4月から震度
計による震度(計測震度)を全面的に採用し、体感による震度決定を廃
止しました。
震度は体感及び周囲の状況から推定していたのを、1996年4月から
計器械により観測し速報しています。地震情報などにより発表される震
度階級は観測点における揺れの強さの程度を数値化した計測震度から
換算されるものです。

計測震度 0〜0.4 0.5〜1.4 1.5〜2.4 2.5〜3.4 3.5〜4.4 4.5〜4.9 5.0〜5.4 5.5〜5.9 6.0〜6.4 6.5〜
震度階級 T U V W X弱 X強 Y弱 Y強 Z
・広帯域地震計とは?
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