◆海上保安庁船による海底地震計設置作業◆

関西CE部

大陸棚における地殻構造調査のため、
海底地震計(OBS)の設置に海上保安
庁が手配した”かいこう”に約2週間乗
船し作業に行ってきました。
横須賀港を出港し、最初の投入ポイント
に3日目早朝到着。試験のためOBSを海

上に投入。数時間のデータを記録後回収しました。
4日目からは本格的な作業に入り作業は
3班の編制で4時間作業後8時間休憩し、
又4時間作業して8時間の睡眠というサイ
クルでした。(結局最後まで変則的な時
間に慣れませんでした。)
それまでの航行は、風もなく天候に恵ま
れて順調でした。10日目からは、強風・雨により作業が大変でした。
私もあまり眠れないのと船の揺れにより食事がまともにできませんでした。

14日目に設置作業が終了し、一路
沖縄の港に向かいました。
接岸しやっと地面を踏みしめた時、
地に足が着く事になぜか感動しまし
た。このような長期にわたる船上作
業は、知らない技術者との共同作業
などいろいろと私本人の自信になりま
した。